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吹き抜け住宅の誤解を解く!寒さゼロでコスパ抜群のおすすめ間取りとは?

吹き抜け=寒い、は過去の話

「吹き抜けって、おしゃれだけど寒そう…」
そんなイメージを持っている方、多いのではないでしょうか。

確かに、昔ながらの断熱性能の低い家では、吹き抜けが暖房の熱を逃がす「寒さの元凶」でした。
しかし、今の高性能住宅では状況が一変。断熱と気密をしっかり整えれば、吹き抜けは寒くなく、むしろ家族の絆を深める特別な空間に生まれ変わります。

京都の工務店で営業を担当する中で、数多くの吹き抜け住宅をご提案してきました。
今日はその誤解を根こそぎ解消。
寒さ対策から建築コストまで、具体的に解説していきます。
最後には「吹き抜けにしないともったいない」と思っていただけるはずです!

なぜ吹き抜けが「寒そう」と誤解されるのか

吹き抜けの寒さイメージの原因は、主に2つあります。

1. 暖気の上昇による温度差

暖かい空気は自然に上へ上がります。
吹き抜けがあると、1階リビングの暖気が2階ホールまで上昇し、熱が分散してしまう…というのが一般的な懸念です。
特に冬場、足元が冷たく感じるのはこのため。
また、吹き抜け天井が高い分、熱が頭上に溜まりやすく、下半身が寒く感じることも。​

2. 昔ながらの断熱基準

20年ほど前までの住宅では、壁や窓の断熱性能が今ほど高くありませんでした。
吹き抜けの開放感を優先した結果、外気の冷気が室内に侵入しやすかったのです。
「吹き抜け=熱が逃げる=光熱費がかかる」というネガティブイメージが根付いたのも、この時代の経験からです。​

高断熱・高気密で吹き抜けの寒さを完全解決

では、現代の技術でどう解決するのか?
答えはシンプル。「断熱性能」と「気密性能」の強化です。

断熱性能の重要性

  • 外張り断熱+内断熱のW構造:家の外側からしっかり断熱材を巻き、内部からも補強。UA値(外皮平均熱貫流率)を0.4以下に抑えます。
  • 高性能サッシ:樹脂サッシのトリプルガラスやLow-E複層ガラスを採用。窓からの熱損失を8割以上削減。
  • 天井・床下の徹底断熱:吹き抜け部分も含め、屋根裏や基礎コンクリートまで断熱材を充填。

これにより、家全体が「大きなマグカップ」のように暖かさをキープ。
吹き抜けがあっても、暖気が「無駄に逃げる」のではなく、「家全体をふんわり温める」形になります。

気密性能で「隙間風」をゼロに

気密とは、壁や窓の隙間から冷気が入るのを防ぐ性能(C値:隙間相当面積)。
目標は1.0以下、理想は0.5以下。
気密テープや気密シートで施工し、完成後に気密測定を実施します。

効果の実例

あるお客様邸では、冬の室温差が1階リビングと2階ホールでわずか1〜2℃。
エアコン1台で家全体がぽかぽか、
「吹き抜けなのに暖房いらず!」と驚かれます。

建築コストの誤解:「吹き抜けで高くなる」はウソ

「断熱・気密を強化すると、余計にお金がかかるのでは?」
これもよく聞くご心配です。
しかし、ここに吹き抜けの隠れたコスパの良さがあります。

吹き抜けで「床面積」が減るメリット

吹き抜けによるコストメリットを、平均延べ床面積100㎡で再計算すると、より現実的な規模で理解しやすくなります。​

通常の2階建てでは、1階50㎡+2階50㎡=延床面積100㎡。
吹き抜け10㎡作ると、2階が40㎡になり、延床面積90㎡に。​

坪単価67万円でのコスト試算例(木造在来工法、京都エリア):

項目通常間取り(100㎡)吹き抜け間取り(90㎡)差額
総建築費20,303,000円
(30.3坪)
18,272,700円
(27.3坪)
-2,030,300円

※坪単価67万円/坪、1坪=3.3㎡換算。上物総額。​

この約203万円の浮きを、断熱材のグレードアップ(+75万円)+高性能サッシ(+50万円)+気密施工(+25万円)+その他設備向上(+50万円)に充てれば、トータルコストは同等orむしろお得に、性能は圧倒的に向上
吹き抜けは「贅沢」ではなく、一般的な100㎡住宅でも十分実現可能な「賢い投資」です。

実際のお客様事例:吹き抜けで変わる暮らし

吹き抜けおすすめの間取りアイデア

1. リビング中心の縦開放型

  • 吹き抜けをリビング上部に配置。家族の声が自然に届き、コミュニケーションUP。
  • 2階にロフトを設け、キッズスペースや秘密基地に。

2. 勾配天井と現し梁で天井を高く

    • 勾配天井と現し梁で天井が高く、リビング・ダイニング全体が広く感じられる。
    • キッチンとダイニング、リビングが天井でつながることで、家族の気配を感じやすい一体空間になる。

3.明るさと開放感が圧倒的

    • 連続した高窓と大きな掃き出し窓から光がたっぷり入り、日中は照明いらずなほど明るいリビングになる。
    • 天井まで視線が抜けることで、実際の床面積以上に広く感じられ、開放感のある暮らしを実現できる。

まとめ:吹き抜けは「選ばないともったいない」

吹き抜けは、ただの「見た目のおしゃれ」ではありません。
家族の笑顔が自然に広がる、特別な縦の空間です。
断熱・気密を正しく理解し、コストの再配分を工夫すれば、寒さゼロで実現可能。

京都で高性能住宅をお考えの方、「吹き抜け」を選択肢にぜひ。

気になった方は、ぜひお問合せからご連絡ください。

あなたに心地よい吹き抜けのご提案をいたします。

夢の住まいを、一緒に叶えましょう!

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