リフォームブログ

スタッフがリノベーションのお役立ち情報をお届けします

見積書が3社そろったとき、どこを見ますか

こんにちは。ロイヤル住建の岡田です。

リフォームで相見積もりを取られたお客様から、こんな相談をよくいただきます。「A社が一番安いんですけど、これって大丈夫でしょうか」と。

正直にお答えすると、その見積書を見ないと分かりません。安いこと自体が悪いわけではないからです。仕入れを工夫している会社もあれば、広告費をかけていない会社もある。安くて、きちんとしている会社はあります。

ただ、「なぜ安いのか」を説明できない安さには、少し気をつけていただきたいと思っています。今日は、見積書のどこを見ればいいのか。私たちが普段お伝えしていることを、そのまま書いてみます。


まず、「入っていないもの」を探してください

見積書を比べるとき、多くの方は金額と、書いてある項目をご覧になります。でも本当に見ていただきたいのは、書いていないもののほうです。

リフォームでよく抜けているのは、こういう項目です。解体したあとの処分費。下地の補修。電気や給排水の移設。既存住宅の養生。仮設工事や現場管理費。それに、内装を新しくしたあとに必要になる建具の調整。

どれも、工事をするなら必要になるものばかりです。見積に入っていなければ、あとから足すことになります。総額が数十万円安く見えても、抜けている項目を足したら逆転していた——ということは、実際に起こります。

ですから、金額を見比べる前に「この工事、どこまで含まれていますか」と聞いてみてください。答えにくそうにする会社があれば、そこが判断材料になります。


「解体してみないと分かりません」は、悪い説明ではない

リフォームでは、壁や床を開けてみて初めて分かることがあります。柱が傷んでいた、雨漏りの跡があった、配管が想像以上に古かった。これは、ある程度は避けられません。

だから「解体してみないと分かりません」という説明そのものは、正直な話です。問題は、その先を伝えているかどうか。どこにリスクがありそうか、その場合いくらぐらい増えるのか、契約前に整理して話しているか。ここが分かれ目だと思っています。

調査が浅いまま安い金額だけを出して、着工してから追加が続く。これがいちばん、お客様を不安にさせます。私たちが事前の建物診断に時間をかけているのは、その不安を減らしたいからです。


安さは、どこかにしわ寄せがいく

リフォームは、材料を運んで取り替えれば終わりではありません。既存の建物を見て、職人と打ち合わせて、納まりを決めて、工程を調整する。この手間が仕上がりを左右します。

見積が安すぎると、どこかを削らないと利益が残りません。削られるのは、たいてい見えない部分です。下地処理を省く。現場を見に行く回数を減らす。工期を詰める。経験の浅い職人に任せる。

完成直後は、どの家もきれいに見えます。差が出るのは10年後、20年後です。見えなくなる部分ほど、丁寧にやらないといけない。50年この仕事をしてきて、そう思います。


工事が終わったあとのことまで考える

リフォームは引き渡しがゴールではありません。設備の不具合、定期点検、保証の対応。工事のあとにも、お付き合いは続きます。

利益をぎりぎりまで削った会社は、アフターに人も時間も割けません。連絡がつきにくい、対応が遅い、そもそも会社がなくなっている。そうなると、困るのはお客様です。

金額と一緒に、こんなところも見ていただきたいと思います。担当者が工事の中身を分かっているか。見積の説明が分かりやすいか。追加が出る条件を先に話しているか。工事中の連絡先がはっきりしているか。完成後の点検や保証の体制があるか。


比べるのは「総額」ではなく「中身」

見積を並べるとき、総額だけを見ても正しく判断できません。見比べていただきたいのは、この5つです。

工事の範囲は同じか。 設備や建材のグレードは同じか。 解体・処分・下地補修は入っているか。 追加費用が出る条件は書いてあるか。 現場管理・保証・アフターまで含めて比べられているか。

この5つを揃えて比べると、金額の差の意味が見えてきます。同じ条件で比べたうえで安いなら、それは良い会社です。


安さより、納得して任せられるか

住まいづくりで大事なのは、契約したときの金額だけではありません。工事の中身をきちんと把握して、必要な費用を先に説明して、完成してからも責任を持ってくれる。そういう会社を選んでいただきたいと思っています。

見積書を見ても違いが分からない。金額の差が大きくて不安。そういうときは、遠慮なくご相談ください。
他社さんの見積書を持ってきていただいてもかまいません。何が入っていて、何が入っていないのか。追加が出そうな箇所はどこか。分かる範囲で、正直にお話しします。

ロイヤル住建では、建物診断とお見積りを無料で行っています。壁の中や床下の状態を見たうえで、必要な工事とそうでない工事を整理してお伝えします。

無料の建物診断を予約する

現地調査・お見積りは無料。進めるかどうかは、結果を見てからで大丈夫です。

PAGE
TOP